こんにちは。
ポム夫婦です。(夫:作業療法士、妻:看護師)
こんなお悩みがありました。
もうすぐ、初出勤を迎えるんだけど、何を持っていけばいいんだろう。
職場からは特に何も言われなかった。改めて電話で聞くのも嫌だし。。。
こんな疑問にお答えします。
はじめに
初出勤は誰でも緊張や不安がつきものですが、事前に必要なものを用意していなかったり、当日に忘れ物をすると、出勤初日から業務に支障が出ることもあります。この記事では、新人看護師の方々がスムーズな初出勤を迎えるために、必要な持ち物リスト10選をご紹介しています。
初出勤前に準備をすることで、不安を軽減し、自信を持って業務に取り組むことができます。持ち物リストの作り方や注意点についても解説していますので、是非参考にしてください。
出来れば事前確認が大切ですが、
聞いたことを忘れたり、
何も言われず不安な方は
以下のものを参考にしてくださいね♪
なぜ初出勤に必要な持ち物リストを作る必要があるのか
初出勤は、緊張と不安で何かと手が抜けがちです。そのため、手元に必要なものがなかったり、忘れ物があったりすると、仕事に支障をきたすことがあります。また、持ち物を持っていくことを忘れた場合は、急遽購入しなければならず、無駄な出費を招くことにもなります。
そこで、初出勤前に必要な持ち物をリストアップしておくことで、不安を軽減し、スムーズな初出勤を迎えることができます。リストアップすることで、自分が必要なものを確認することができ、何を忘れたのかすぐにわかります。また、リストに沿って荷造りを行うことで、持ち物のチェック漏れを防ぐことができます。
持ち物リストを作ることで、初出勤時のストレスを軽減することができるだけでなく、職場での印象や信頼度も高めることができます。初出勤は、自分自身をアピールする貴重な機会でもあるため、スマートな準備をして、自信を持って新しい職場でのスタートを切りましょう。
看護師の初出勤に必要な持ち物リスト10選
ここでは、看護師の初出勤に必要な持ち物リスト10選を紹介します。基本的な持ち物から、医療器具・文具、交通手段・休憩時間の持ち物、その他必要な持ち物まで幅広く取り上げ、初出勤の不安を軽減するための具体的なアイテムを紹介します。
基本的な持ち物
最初に、基本的な持ち物を紹介していきます。
重要:ナースシューズ(インソールも合ったら良い)
看護師のお仕事は一日中立ちっぱなしで、歩き回ることが多いため、足の負担が大きくなります。
ナースシューズは、歩き回ることが多い現場で快適に歩けるよう、足にフィットしクッション性の高い靴が必要です。また、インソールはナースシューズに加えて使用することで、足への衝撃を軽減し、長時間の立ち仕事や歩き回りをしていても足に負担がかからないようにするためのものです。
看護師は患者さんと接することが多く、そのために快適な靴で働くことは重要です。足への負担が少なく、疲れにくい靴を選び、インソールを使うことで足の健康を守りながら仕事をすることができます。
足の疲労は集中力を欠き、仕事中のミスが増えやすくなります!
毎日使うものなので、お金をケチらず自分に合った性能の良い靴を選びましょう。
指定されていない場合は無難にナースシューズを選びましょう。
職場によってはスポーツシューズを使用している先輩もいます。(色指定はあることが多い)
買ったはいいけど、本当に当日忘れる人がいます!
大抵の職場では制服が支給されるし、職場に備品も揃っているから、上履きを忘れなければ何とかなる!
前日にバックに入れたり、車通勤の場合は車に置いておきましょう!
携帯電話(スマートフォン)
病院や施設内では使わないかもですが、訪問看護ステーションでは必要な事があります。
訪問看護ステーションのような職場ではスマホを支給されないことがあります。
看護師は患者さんと密に関わる職種であり、万が一の緊急事態には迅速な対応が求められます。そのため、携帯電話やスマートフォンを持つことは非常に重要です。例えば、担当の医師や他のスタッフとの連絡、患者さんからの問い合わせなどに役立ちます。
また、緊急時には、直ちに対応が必要な場合があるため、常に手元に携帯電話やスマートフォンがあることで、スムーズに対応できます。ただし、患者さんのプライバシーに配慮し、携帯電話やスマートフォンの利用には適切なマナーやルールを守る必要があります。
財布(現金)
最初は現金もあった方が無難です。
初出勤で財布(現金)が必要な理由は、交通費や食事代などを支払うためです。勤務先によっては、病院内にコンビニや売店、社員食堂がありますが、クレジットカードや電子マネーが使えず、現金が必要になる場合があります。また、勤務先で飲食できない場合は外で食事をするために現金が必要になる場合があります。
初出勤時には、保険証や免許証などの身分証明書を持参する必要があるため、財布に収納しておくことが望ましいです。ただし、大金を持ち歩く必要はなく、必要最低限の金額のみを用意し、安全に保管することが重要です。
文具・医療用器具(仕事中に使う物)
次に仕事中に使う可能性が高い、文具・医療用器具を紹介していきます。
筆記用具
筆記用具が必要な理由は、まず初対面の人に声をかけるのは緊張するものです。特に新しい職場では、まだ誰も知らない人たちと関わらなければならず、不慣れな状況下で会話をすることは簡単ではありません。そのため、筆記用具を持っていると、初対面の先輩から「筆記用具を貸してもらえませんか?」と声をかける必要がなくなります。
また、看護師は患者さんの情報を記録する必要があります。例えば、医師の指示や患者さんの症状、薬の投与量や時間などをメモすることが求められます。これらの情報は細かく記録される必要があるため、筆記用具が必須となります。そのため、看護師は常に筆記用具を持ち歩くことが望ましいです。
筆記用具は職場で気軽に借りることが出来ますが、
人間関係に慣れるまでは持ってきたほうが無難です!
忙しそうにしていて、声をかけにくい先輩もいます。
空気読めないみたいに思われないようにしておきましょう。
・ボールペン(2色か3色が便利)
・蛍光ペン(外来では患者さんの説明に使うことがあるかも)
・メモ帳(ポケットに入れられる大きさ)
・バインダー
消せるボールペンはNG!
重要書類等へのサインはトラブルになる可能性もあるから、普段から消せないボールペンを持ち歩きましょう!
ナースウォッチ
①腕時計が患者さんにぶつかって、怪我させちゃった。
②手を洗う時に毎回邪魔。。。
上記のようにならないように、腕時計ではなく、ナースウォッチをおすすめします。
ナースウォッチは時計としてだけでなく、心拍数や呼吸数の計測など、患者の状態を把握するために使用されます。
夜勤がある職場はバックライトや蛍光文字盤のタイプが便利
安全なハサミ
包帯やガーゼを切るために使用されます。怪我や手術後の処置、傷口の清拭などで必要不可欠なものです。
病院では備品として病棟内に置いてありますが、必要な時にハサミのある場所に戻るより、常に持ち歩いていたほうが効率が良いです。
自分や患者さんを傷つけないように、キャップカバーが付いているハサミを選びましょう。
無くさないようにストラップ付きもおすすめ。
参考:ナースが愛用する!持ち運びに最適な「ナース用ハサミ」3選+1
聴診器
聴診器はみんなが持っている訳じゃないけど、自分用を持っている人もいます。
この聴診器聞こえない!汗
新人さんは病院や先輩のを借りて自分にあう聴診器を見つけましょう。
先輩とのコミュニケーションにもなるからおすすめ。
患者の心肺音を聴くために使用され、診断のために欠かせない医療器具です。看護師が患者の状態を正確に把握し、適切な治療を行うためには必要不可欠なものです。訪問看護ステーションやデイサービスなどの職場では聴診器が足りない場合もあるので、自分用に買っておくと便利です。
休憩時間の持ち物
休憩時間の持ち物として以下の持ち物が必要です。
・飲み物(水筒orペットボトル)
・お弁当(腐敗しにくい食べ物)
・読書など少し気分転換できるもの
長時間の勤務中には水分補給や食事をとることが必要です。お弁当は持参することで、「どこに買い物に行ったらいいんだろう?」、「休憩中に(外へ)買い物に行って来ていいのかな?」などの不安を減らすことが出来ます。勤務中の休憩時間には、気晴らしのためにの読書やスマホなどを使って、リフレッシュ出来るように環境を整えておきましょう。
ちょっと疲れたから、先輩スタッフたちと離れたい!
って思うかも。
冷蔵庫が使えるのか分からないので、初日のお弁当は腐りにくい物がおすすめ。
また、仲良くなった同僚と食堂に行く可能性もあるので、現金も持ってどちらでも対応できるようにしておきましょう!
その他、必要な持ち物
その他に、入職した時に必要な物を紹介していきます。
出勤初日の持ち物として説明がなかった場合は後日でも構わないものですが、
基本的に入職した時に必要な持ち物と思われます。
・身分証明書(マイナンバーカード)
・源泉徴収票(入職前にアルバイトなどで収入を得ており、会社で年末調整をしてもらう場合は提出が必要。自分で確定申告をする場合は提出不要。)
・年金手帳
・給与振込口座のコピー
・看護師免許証のコピー
・印鑑
他にも、職場から提出を求められた書類などは、当日忘れないように事前確認が大切です。
印鑑は使うこと多いから、普段から持ち歩いていると便利!
初出勤に備えた必要な持ち物リストの作り方と注意点
持ち物リストを作成する際には、以下のステップを参考にしてください。
- 仕事内容を確認する
まずは自分が働く職場でどのような業務を行うのか、必要な道具や装備があるのかを確認しましょう。 - 必要な持ち物を洗い出す
業務内容に基づいて、必要な持ち物を洗い出しましょう。例えば、聴診器やナースウォッチ、携帯電話や充電器、身分証明書などが挙げられます。 - 必要に応じてチェックリストを作成する
リストを作成した後に、チェックリストを作成することで、持ち物を確認しやすくなります。必要な物をチェックしていくことで、何度も確認したり、忘れ物を防ぐことができます。
持ち物リストを作成するには、以下の点に注意してください。
- 職場のルールを確認する
職場によっては、持ち物に制限がある場合があります。例えば、携帯電話の持ち込みが禁止されている場合がありますので、事前に確認しましょう。 - 必要最低限のものを持ち歩く
持ち物が多すぎると、持ち運びが大変になります。また、必要な物を探す際にも時間がかかってしまいます。必要最低限のものを持ち歩くようにしましょう。 - 品物はきちんと管理する
持ち物を管理する際には、紛失や盗難に注意しましょう。持ち物は必ず自分の管理下に置くようにしましょう。
持ち物リストは、初めての出勤時に忘れ物をせず、効率的な業務を行うために欠かせないものです。必要なアイテムを見落とすことなく準備するために、持ち物リストの作成を行い、初日からトラブルがないようにしていきましょう。
おわりに
初出勤前には、持ち物リストを作成しておくことで、スムーズな初出勤を迎えることができます。この記事でご紹介した看護師の初出勤に必要な持ち物リストTOP10を参考に、自分なりの持ち物リストを作成してみてください。
1)ナースシューズ
2)携帯電話やスマートフォン
3)財布(現金)
4)筆記用具(ボールペン・蛍光ペン・メモ帳、バインダー)
5)ナースウォッチ
6)安全なハサミ
7)聴診器
8)休憩時間の持ち物(飲み物やお弁当、気晴らしアイテム)
9)その他、必要書類(身分証明書(マイナンバーカード)、源泉徴収票、年金手帳、給与振込口座のコピー、看護師免許証のコピー)
10)印鑑
可愛い筆記用具やナースウォッチなど持っているだけで、気分ややる気が出たりします。
使いやすいさだけじゃなく、是非お気に入りのアイテムを見つけて、同じ看護師として一緒に頑張りましょう!
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