こんにちは。ポム(@pom_freelife)です。
2021年12月29日に「楽天証券」から残念なお知らせがありました。
このたび楽天銀行のハッピープログラムの対象サービスの一つである投資信託にかかる進呈ポイントについて、獲得条件が「一定の残高を保有している場合」から「一定の残高をはじめて達成した場合」に変更となりますので、ご連絡いたします。また、これによる進呈ポイントについても以下の通り変更となります。
楽天証券:【楽天銀行・ハッピープログラム】ポイント進呈条件の変更に関するお知らせ
なお、以下に記載のない他のサービスにつきましては、特典の条件に変更はございません。
ハッピープログラムは2022年4月より改定(改悪)されます
改定前(2022年1月時点)
2022年1月現在、投資信託の残高10万円に対して、3~10ポイントの付与となっています。
銘柄によって付与ポイントは異なり、ごく一部の銘柄ではポイント付与の対象外となっています。
銘柄の代行報酬手数料率によって、グループA~Dに分けられ、付与ポイントはグループによって異なります。
それぞれのグループの付与ポイントは以下のとおりです。
銘柄グループ | 残高10万円に対する 付与ポイント数 | 楽天証券が受け取る 代行報酬手数料率(税込) |
---|---|---|
A | 10ポイント | 年率1.00%以上の銘柄 |
B | 5ポイント | 年率0.50%以上、1.00%未満の銘柄 |
C | 4ポイント | 年率0.05%以上、0.50%未満の銘柄 |
D | 3ポイント | 年率0.036%以上、0.05%未満の銘柄 |
対象外 | ー | 年率0.036%未満の銘柄 |
ポムの家では
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
の2銘柄で運用中。
どちらもグループDに分類されているので、10万円に対して3ポイント付与でした。
参考:楽天証券(対象銘柄および対象外銘柄/2021年12月末現在)
改定後:投資信託の毎月ポイント付与が廃止(2022年4月以降)
今後は残高がはじめて100万円に到達した場合、100ポイント付与など
一定残高達成時に1度だけ付与されることに。
ポムの家の場合、夫婦それぞれのつみたてNISAは2022年4月で50万円を超える予定です。
なので、次にポイントを貰えるのはつみたて金額が100万円に到達したときに100ポイントがもらえる事になりそうです。
改悪に伴いSBI証券に乗り換えを検討?
楽天証券では毎月ポイントサービスがなくなる予定ですが、SBI証券では2022年1月現在サービスが残っています。
投信マイレージサービスポイント付与率
投信マイレージサービスによるもらえるポイントは、
どんな投資信託を保有しているかによって異なります。
楽天証券でも人気の高いeMAXIS Slim米国株式(S&P500)でみると、
現在は0.0374%のポイント付与率となっています。
例えば100万円を保有していたら
年間374ポイントが付与されることになります。
ただ、SBI証券も2022年2月(2021年3月付与分)より、ポイント付与率の引き下げを行う予定
と発表があります。
ポイントサービスは残っていますが、SBI証券も改悪となっていることが分かります。
SBI証券のお得な「投信お引越しプログラム」での対策!
他社から乗り換えを検討した時に移管したときの手数料が0円になる、「投信お引越しプログラム」があります。
これは他社からSBI証券に投資信託を移管入庫し、書類を提出すると他社で支払った
出庫手数料がキャッシュバックされる、という仕組みです。
楽天証券で必須設定だった、クレカ積立で比較すると
決済方法 | 楽天証券 | SBI証券 |
---|---|---|
口座/預り区分 | 特定・一般/一般NISA/つみたてNISA口座 | 特定・一般/一般NISA/つみたてNISA口座 |
積立コース | 「毎月1日」のみ | 「毎月1日」のみ |
積立可能な金額 | 100円から50,000円 | 100円~50,000円 |
購入に対するポイント | 100円につき1ポイント (楽天ポイント) | 購入額の0.5~2.0%のVポイント クレジットカードにより異なる。 |
年会費 | クレカ積立 ポイント付与率 | |
---|---|---|
楽天カード | 永年無料 | 1% |
三井住友カード(NL) | 永年無料 | 0.5% |
三井住友カードゴールド(NL) | 5,500円 ※年間100万円以上の利用で、 翌年以降の年会費永年無料 | 1% |
三井住友カード プラチナプリファード | 33,000円 | 2.0% |
参考:SBI証券×三井住友カード
SBI証券は三井住友カードの種類によって、ポイント付与率が異なります。
楽天カードは年会費が無料で、還元率も1%となっています。
同じポイント付与率がある、三井住友ゴールドカードのように
100万円以上の利用で年会費無料などの縛りもないので、余計な買い物をすることもなくなりますね。
クレカ積立は楽天カードを推しています。
ポムの家の場合:つみたてNISAは楽天証券で継続することに
マイレージポイントサービスを考えると、SBI証券がお得だと思われますが、
楽天証券で続ける理由お伝えします。
理由は以下の5つです。
①改悪は楽天証券だけで起こっていない。
⇒今後もどの証券会社でも度々起こりうる。
②楽天経済圏で暮らしている。
⇒楽天市場のSPU対象となっている。
③楽天カードは日常的に使いやすい&クレジットカードを増やしたくない。
⇒ポムの家では基本的に財布を持ち歩きません。
⇒スマホ+クレジットカード(楽天カード1枚)
④楽天証券のサイトは使いやすい
⇒ストレスが少ない&時間短縮になる
⑤楽天が好きなんです!
ポムの家では投資信託&国内株式は「楽天証券」をメインに使っています。
米国株は「SBI証券」をメインに使っています
まとめ
・2022年4月より楽天証券(ハッピープログラム)の改悪がある。
・投信マイレージサービスポイント付与率を考えると、楽天証券よりSBI証券の方がお得。
・クレカ積立はカードの種類によってはSBI証券の方がお得だが、私たちにとっては楽天カードの方が使いやすい。
・ポムの家では今後も楽天証券でつみたてNISAを継続。さらにサービスの改定があったときに再検討していく。
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